損切とポーカー

損切とポーカー

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損切とポーカーのフォールドは似てる。
損切とフォールドはどちらも目的は「損失の最小化」
シチュエーションの違いはあれど、その時に自分が葛藤する感情は近いものを感じる。

 

今回はポーカー(テキサスホールデム)のルールが分かる人向けの内容となっています。
興味がある方はこちらのサイトで詳しく解説されています。

www.pokerdou.com

 

テキサスホールデムというゲームの流れを簡単に説明すると、
まず最初に2枚のカードが配られます。
その後、場に5枚のカードがめくられ、計7枚を利用し強い役を作るゲームです。

  1. プリフロップ
  2. フロップ
  3. ターン
  4. リバー
  5. ショーダウン

と言った流れでゲームが進行しますが、各場面で以下のアクションを行います。

  • 自分の役が強いと思ったらレイズ(掛け金の上乗せ)
  • 自分の役が弱いと思ったらフォールド(ゲームを降りる)
  • チャンスありと思ったらチェック or コール(掛け金を合わせる)

こう言った具合にゲームが進むにつれて、掛け金が上乗せされ、最終的に一番役が強かった人がポット(全ての掛け金)総取りとなります。

ポーカーの面白い所は、フロップでは強かったハンドがゲームが進むにつれて弱くなる可能性があると言うところ。
このゲームが進むにつれて、自分が弱くなってるなと感じられるかどうかが、大きな損失を防ぐポイントになります。

 

ゲームの流れを追いながら説明しましょう。

プリフロップ

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あなたにはAA(エーシーズ)が配られました。
これはプリフロップのタイミングでは最強のハンドです。
ヘッズアップ(1対1)では勝率85%を誇ります。
もう勝ったも同然です。

フロップ

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場にはこのようなカードが配られました。
さて、このタイミングであなたは最強でしょうか。
この3枚を使って考えられる最強の手はAのスリーカードですね。
次に10のスリーカード、9のスリーカードと続きます。
と言う事は、この時点ではまだあなたが最強と言う事になります。

ターン

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場にはクローバーの8が出ました。
ではまたこのタイミングで考えられる最強ハンドは何か考えましょう。
8,9,10とカードがあると言う事は、J、Qを使ったストレートが一番強い役となります。次は、6,7を使ったストレートですね。
もし仮に相手がこのハンドを持っていたら、あなたはリバーでAを引いてフォーカードを完成させなくてはなりません
(ちなみにリバーでAを引く確率は約2%程度です)
さて、この状況で相手は10万円のレイズをしてきました。
あなたはコール(金額を合わせる)できますか?
※念のため書いておきますが日本ではお金を掛けてのポーカーは違法です。ここでは例えなのでご理解ください。

レイズをしたと言う事は、相手は自分の役が強いと言う事を主張しているように見えます。でも、ポーカーはブラフと言うプレイがあり、弱くても大きく金額を張って、あなたをフォールドさせに来ているのかもしれません。
このタイミングが損切するときの感情に似ているなと思います。

AAはプリフロップでは85%を誇る勝率です。
並大抵の事じゃ負けることはほぼないと言っていいでしょう。
(まぁ実は結構負けるんですが(笑))
AAが配られる確率は0.453%(220回に1回)
次にいつ来るかわかりません。その日にはもう来ないかもしれないハンドです。
これをフォールドするって相当な覚悟と勇気が必要になります。
実際ライブポーカーでこの場面に遭遇すると、かなり悩みます。
(アプリだと突っ込んじゃいますが(笑))

投資で損切をきちんとできる人と言うのは、
このタイミングでフォールド出来る人なんだろうなと思います。
チャンスに見えるけど、実は全財産を奪われかねないピンチな状況と言う事を、可能性と言う観点で理解している人なんだと思います。

では、ここでフォールド(損切)出来なかった場合の末路を見てみましょう。
あなたは相手に合わせて10万円をコール(掛け金を合わせる)します。これは株で言うところのナンピンです。
ちなみにこの時点でのAAの勝率は多少下がっています。

リバー

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配られたのはダイヤの4。
あなたの役は変化無くスリーカードのままです。
ここで相手はオールイン(全財産20万円)してきました。
あなたは既に10万円レイズを受けているので、相手に合わせてオールインすることになるでしょう。(さらにナンピン
(10万円が惜しくない人はフォールドも出来るかもしれませんが)
ここでフォールドすると損失は10万円。
あなたはフォールドできますか?

ショーダウン(全員のハンドを見せる)

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相手はダイヤのJ、O。
本当に強いハンドを持っていました。
あなたはターンの10万円+リバーの20万円の計30万円を相手に奪われてしまいました。
これが損切出来なかった人の末路となります。

ポーカーに慣れてくると、フロップでダイヤが2枚と8、9が出た時点でストレート、フラッシュを意識をする事は出来るのですが、AAの偉大さに負けて、結局大きく負ける人は割合的に多い印象です。

 

最後になりましたが、何が言いたかったかと言うと、

ポーカーをやると損切の練習が出来るかもしれない!

と言う事です。
信じるか信じないかはあなた次第(笑)
なお、思考ロジックは人それぞれなので反論は認めます(笑)

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